Kotoba の first-party application

Kotoba で、AI agent の仕事を安全に運用する

cloud-itonami は、Kotoba で書いた業務手続きを組織が導入・統治する実行面です。事実と監査証跡は Kotobase に残し、AI 推論は Murakumo に委譲します。agent は提案できても、型付き capability と governor を通らずに世界を変えられません。

1つの製品、3つの基盤

4つを横並びの製品にはしません。cloud-itonami が顧客の触る運用面で、Kotoba・Kotobase・Murakumo はその下で明確な責務を持ちます。

Kotoba — safe execution

agent が何をしてよいかを、ambient authority のない言語で記述・実行します。

policy、capability、effect の正本。

Kotobase — durable state

業務の事実、artifact、監査証跡を content-addressed に永続化します。

storage と provenance の正本。

Murakumo — AI inference

モデル推論と計算を fleet 上で実行します。業務上の承認権限は持ちません。

compute plane。

cloud-itonami — governed operations

tenant、identity、workflow、human approval、governor、UI を1つの業務体験にします。

Kotoba の first-party application。

今どこまで来ているか

上に書いたのは目指していることです。実際の到達点は下のとおりで、産業と職種が先行し、政府機能(COFOG)はまだ実装がありません。

459産業 (ISIC Rev.5)kotoba-lang/industry
340職種 (ISCO-08)kotoba-lang/occupation
18342製品コード (UNSPSC commodity)etzhayyim/com-etzhayyim-unspsc
1製品セグメント事業kotoba-lang/unspsc(53 中)

カタログに載っているのは 800 件(うち動くデモ 798 件)。deploy 時点の公開事業 blueprint は 21 件。自己登録を含む現在値は /api/open-business が正本です。カタログと手続きは /marketplace.json · /licenses.json · を deploy 時に読んで出しています(手書きではありません)。

なぜこの作りなのか

手続きそのものを実装する

『どんな業務にも使えます』ではありません。産業(ISIC)・職種(ISCO)・政府手続きの単位で、手続きが個別に実装されて公開されます。

各実装は独立した repo と動くデモを持ちます。一覧は /marketplace/。

攻撃に耐えるために、言語から設計した

実装は .kotoba で書きます。この言語のアプリ層には eval・動的ロード・reflection・ambient なネットワーク/ファイル/資格情報アクセスが存在しません。

保証は3つ: メモリ安全・effect の健全性・capability の封じ込め。外に出る操作は型付き capability として policy を通り、ambient な抜け道がありません。

LLM の出力を信用しない

AI agent は提案しかできません。schema 検証と governor が受理するまで、外に出る操作は1つも起きません。モデルに資格情報や無制限のクライアントを渡しません。

自動化を進めても、実際に世界を変える操作は必ず人か governor を通ります。

中央の承認が要らない

テナントは自分で作ります。CACAO / did:key の自己発行で、審査も共有トークンも介在しません。

誰かの許可待ちで止まる工程が構造として存在しません。

OSS で、fork できる

AGPL-3.0-or-later。実装もレジストリも公開されていて、気に入らなければ分岐して自分で運用できます。

政府手続きを扱う基盤が誰か1社に握られない、という設計です。

分からないことを『分からない』と持つ

手数料や様式のように改定されうる値は、データ自身が未検証フラグと確認方法を持ちます。

行政の値を確定値のように見せません(捏造ゼロ原則)。

どう動くか

業務のあらゆる出来事を、同じ4段の流れに載せます。承認は人が押しますが、何が起きたかは全部残ります。

  1. 1
    activity

    受信・依頼・イベント。人からでも agent からでも同じ入口に入ります。

  2. 2
    decision

    方針を選ぶ。選択肢と根拠が残ります。

  3. 3
    effect

    外に出る操作(送信・請求・登録)。ここだけが世界を変えます。

  4. 4
    audit

    追記のみの台帳。誰が何を通したかを後から辿れます。

誰のためか

自社の業務を1本の流れにしたい組織

営業から請求・法務までを別々の SaaS に散らさず、同じログの上で扱います。このサイト自体が、その運用をしている1テナントです。

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自分の業種の実装を作る・運営する人

既存の実装を fork して運営できます。レジストリに載れば、需要側から発見されます。

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